むし歯とは
むし歯とは、むし歯菌がつくる酸によって、歯のカルシウムが溶けてる病気のことです。
むし歯菌は、歯の表面に付いたプラークによって増殖します。歯をみがくことによってむし歯菌の増殖のリスクは下げることができます。
ただし、自己流で歯みがきをしていると、同じところばかりをみがいてしまったり、みがきにくいところはみがかないことがあります。そうなると、せっかく歯みがきをしていても、むし歯菌が増殖するリスクは増加します。一度、歯医者さんで歯のみがき方などを教わると効果的といえるでしょう。
日精歯科でも、予防歯科には力を入れておりますので、お気軽にご相談ください。
むし歯は痛くなってから治療すればいいの?
「歯は痛くないし、しみたりしないからむし歯はない!」と思っている人は少なくありません。
歯科では、むし歯を5段階に分けています。それぞれ、CO、C1、C2、C3、C4と呼んでいます。Cのあとの数字が大きくなるほど症状は深刻です。そして「C2」の段階以下ではほとんど自覚症状がありません。
とくに「CO」では、これが本当にむし歯かどうか悩むくらい見た目にはわからず、しばらく様子を見て、むし歯になるか観察する必要があります。ちなみにこれは「CO(シーオー)」と呼びます。この「O(オー)」は「Observation(オブザベーション)」、つまり「要観察」と言う意味です。
「C1」「C2」は観察も終わり、むし歯菌によって歯の表面が侵されています状態です。 早目の治療が大切です。